先月、庭の生け垣を剪定しようとした時のことです。何気なく枝を動かした瞬間、中から聞いたこともないような激しい羽音が響き、慌てて飛び退きました。よく見ると、枝の奥にバレーボールほどもある巨大なスズメバチの巣が作られていたのです。これまで小さなアシナガバチの巣なら自分で駆除したこともありましたが、流石にこの大きさとスズメバチの威圧感には恐怖を感じ、プロの業者に依頼することに決めました。まずインターネットで近隣の駆除業者を検索しましたが、サイトによって価格表示がバラバラで困惑しました。あるサイトには五百円からと書かれていましたが、別のサイトでは一万五千円からとなっており、相場が全く掴めません。不安になりながらも、まずは地元で実績のありそうな三社に電話をかけてみました。一社目は電話口ですぐに三万円と言われ、二社目は現場を見ないと何も言えないという回答でした。三社目の担当者は、蜂の種類と巣の大きさを伝えると、一万八千円から二万五千円の間には収まるはずだが、生け垣の密度や作業のしにくさで多少前後すると丁寧に説明してくれました。結局、この三社目の方に来てもらうことにしました。到着したスタッフの方は、専用の防護服を完璧に着込み、まずは周囲に人がいないかを確認してから作業を開始しました。生け垣の枝が邪魔で巣に直接薬剤が届きにくかったため、少しずつ枝を切り落としながらの慎重な作業となりました。作業時間は約一時間ほどで、戻ってきた蜂も全て捕獲してくれました。最終的な請求額は二万二千円でした。当初の電話での説明通りで、納得のいく金額でした。もし自分で無理をして刺されていたら、通院費や仕事を休む損失でもっと高くついていたでしょう。業者のスタッフさんからは、蜂は一度巣を作った場所を好む習性があるため、来年以降も注意が必要だというアドバイスももらいました。自分一人では解決できなかった恐怖を、これだけの金額で解消してもらえたのは非常に安い買い物だったと感じています。専門家に頼る安心感と、確実な処理、そして何より命の危険を回避できたことを考えれば、蜂駆除の費用は正当な技術料なのだと痛感した出来事でした。
庭のスズメバチ駆除を業者に依頼した体験記