アパートなどの集合住宅において洗濯機置き場がベランダではなく玄関横の共用廊下に設置されている物件があります。この場合、自分一人がいくら清潔にして対策をしていても隣人の環境次第ではゴキブリの被害に遭うリスクが高まってしまいます。もし隣の住人がズボラで洗濯機周りがゴミだらけだったり排水溝の掃除を全くしていなかったりすればそこから溢れ出したゴキブリたちが「新天地」を求めてあなたの洗濯機へと遠征してくるのは時間の問題です。このような「他人のせいで被害を受ける」状況は非常にストレスが溜まりますが直接文句を言いに行けば近隣トラブルに発展する恐れもあります。そこで重要なのが「自分のテリトリーに絶対に入らせない境界線防衛」です。まず自分の洗濯機周りに強力な屋外用ベイト剤(毒餌)を配置します。これは侵入してきたゴキブリをその場で駆除するだけでなく巣に帰ってから死滅させることで隣人のエリアにいる個体数をも減らす効果が期待できます。一種の生物化学兵器による間接的な攻撃と言えるでしょう。次に忌避剤の使用です。ハッカ油や柑橘系のスプレーを自分の洗濯機周辺の床や壁に定期的に散布し「ここは嫌な匂いがする場所だ」と学習させます。また隣との境界付近に粉剤タイプの殺虫剤を撒くのも有効ですが共用廊下の場合は管理会社や他の住民への配慮が必要なため目立たないように行うかスプレータイプで代用するのが無難です。さらに管理会社や大家さんへの相談も忘れてはいけません。「虫が発生して困っている」という事実を伝え共用部の排水溝清掃や害虫駆除を依頼するのです。個人の名前を出さずに「廊下の衛生状態が悪い」と全体の問題として報告すれば角が立ちにくいでしょう。自分ではコントロールできない隣人の衛生環境にイライラするよりも自分の城を鉄壁の守りで固め侵入者を一人たりとも許さないという強い意志で防衛ラインを構築することが平穏な生活を守るための現実的な解法となります。
アパートの共用廊下にある洗濯機を隣人の害虫から守る境界線