ゴキブリ対策の決定版といえば「毒餌剤(ベイト剤)」ですがこれを屋外の洗濯機周りで使用する際には室内とは違ったコツと注意点があります。ただ適当に置くだけでは雨に濡れて薬剤が溶け出したり風で飛ばされたりして効果が半減してしまうからです。まず選ぶべきは「屋外用」と明記された製品です。これらは雨や風に強い構造になっており誘引剤の匂いも遠くまで届くように強力に設計されています。設置場所の基本は「ゴキブリの通り道」と「隠れ家」の近くです。具体的には洗濯機の裏側、排水ホースの付近、洗濯機の下(かさ上げ台の内側)、そしてベランダの排水溝の周りなどがゴールデンゾーンです。しかし屋外設置の最大の敵は「雨」です。いくら屋外用といっても水没してしまえば効果はなくなります。そこで一工夫加えて雨対策を強化しましょう。例えば毒餌剤を設置する際に両面テープで壁面や洗濯機の側面に貼り付けることで地面を流れる雨水から守ることができます。また小さなプラスチック容器(プリンのカップなど)を逆さまにして傘のように被せたり切り込みを入れたペットボトルの中に入れたりして簡易的な雨よけシェルターを作るのも有効です。これにより薬剤の持ちが良くなるだけでなくゴキブリが好む「狭くて暗い場所」を人工的に作り出すことになり喫食率(毒餌を食べる確率)がアップします。ただし注意が必要なのは毒餌剤には強力な誘引効果があるため置きすぎると逆に遠くのゴキブリまで呼び寄せてしまう可能性があるという点です。設置個数は製品の説明書に従い必要最低限に留め自分の洗濯機周りを守るための「地雷原」として戦略的に配置してください。また効果が切れた古い毒餌剤を放置しておくと単なるゴキブリの餌や隠れ家になってしまうため交換時期(半年から1年)を守って古いものは回収し廃棄することも重要なメンテナンス作業です。雨にも負けず風にも負けず虎視眈々と獲物を待つ毒餌剤の要塞を築き上げましょう。
屋外用毒餌剤の正しい置き場所と雨対策で洗濯機周りを要塞化