外置き洗濯機の必需品といえば「洗濯機カバー」ですがこれをかけているからといって害虫対策が完璧だと思い込んでいるならそれは大きな間違いです。確かにカバーは雨風や紫外線から本体を守り操作パネルの劣化を防ぐ上では非常に有効ですがゴキブリ対策という観点で見ると使い方によっては逆効果になることさえあります。中途半端にかけられたカバーは適度な湿気と暗闇を作り出しゴキブリにとってむしろ好都合なテントを提供してしまうことになるからです。また安価なカバーは生地が薄く裾の部分が絞られていないものが多く地面との間に大きな隙間ができてしまいます。これでは「どうぞお入りください」と言っているようなものです。本気で虫を防ぎたいのであれば「すっぽり覆うタイプ」かつ「裾を紐やゴムで強力に絞れるタイプ」のカバーを選ぶことが必須です。そしてカバーをかける前には必ず洗濯機本体の水気を拭き取り完全に乾燥させてからかける習慣をつけましょう。ここからが裏技ですがカバーの内側や洗濯機の底面にゴキブリが嫌う成分を含ませたアイテムを設置することをお勧めします。例えばハッカ油を染み込ませた布を洗濯機の足元に置いたりクローブ(丁子)などのスパイスをお茶パックに入れて吊るしたりすることで忌避効果が期待できます。ゴキブリはこれらのハーブ系の強い香りを嫌うためバリアとしての効果を発揮します。また洗濯機の下に置く「かさ上げ台」も有効なアイテムです。洗濯機を地面から10センチほど持ち上げることで風通しを良くし湿気がこもるのを防ぐと同時に掃除がしやすくなりゴキブリの隠れ場所をなくすことができます。さらに足の周りに両面テープや粘着シートを設置しておけば登ろうとするゴキブリを捕獲することも可能です。カバーはあくまで「鎧」でありその内側にどのような「仕掛け」を施すかが勝負の分かれ目となります。物理的な防御と化学的な防御そして環境改善を組み合わせたハイブリッドな対策こそが屋外という過酷な環境で洗濯機を守り抜くための秘訣なのです。
洗濯機カバーだけでは不十分?屋外設置で虫を寄せ付けない裏技